・無資格の方、2026年3月31日までの修了見込みで介護福祉士の受験が可能です。
・有資格者は4ヶ月以内で修了できるようになりました。

介護職員基礎研修とヘルパー２級の資格は、2012年度（平成24年度）末で終了し、2013年度（平成25年度）から資格制度が新しくなりました。基本的に、介護職員基礎研修と訪問介護員養成研修（ホームヘルパー1級・ホームヘルパー２級・ホームヘルパー３級）は廃止され、新たに「介護福祉士実務者研修」「介護職員初任者研修」ができました。「介護職員初任者研修」は、今までホームヘルパー2級として学んできた130時間という時間数を変えずに、介護の仕事を今後していきたい、と思っているみなさんに対しての「最初の」研修となります。（介護職員初任者研修を受講したい方はこちらのページへお越しください。）

しかし、この「介護福祉士実務者研修」は、全く経験がなくても受講できることができるため、どちらがよいか悩まれている方が大変多いです。さまざまなサイトを見ていると、実務者研修の口コミ情報やランキングなど、実務者研修の受講について取り扱っている会社がいくつもあります。「今人気の実務者研修はこれ！」「オススメの実務者研修はこれ！」など、口コミサイトのランキングを見ただけでは理解しにくいこともあります。ベストウェイケアアカデミーでは、みなさんがどのようにしていきたいか詳細をお伺いして、最適なコースを一緒に考えていきます。

介護福祉士実務者研修の修了が介護福祉士国家試験の受験資格となりました。つまり、「介護福祉士試験を受験するためには、実務者研修を修了しなければならない」ということです。実務者研修は、無資格の方は6か月必要ですし、有資格者でも4ヵ月は必要となってきます。今までは、介護福祉士試験の際は、実技免除の講習（介護技術講習会）がありましたが、それはなくなりました。その実技免除講習会の代わりに、実務者研修を修了すると実技免除になる、という流れになりました。介護技術講習会の代わりに実務者研修を受講し、実技免除してもらおうという方が以前は多かったですが、今はそういうわけではありません。特例として延期されていた実務者研修の受講義務化がいよいよ始まりました。この実務者研修の導入については、本来平成２５年度からの予定でしたが、３年間延期となり、平成２７年度からの導入となりました。

そしてさらに１年延期され、平成２８年度より導入、すなわち、平成２９年１月の試験より導入となりました。さらに、介護福祉士養成校は、卒業後国家試験受験が義務化されました。実務者研修はハローワークの求職者支援制度でも受講できます。しかし、求職者しか受講できませんので、介護職として勤務をしていただいている方は、専門実践教育訓練給付金という制度を利用して受講すると、ハローワークより５０％受講料が戻ってくるという制度があります。ハローワークの求職者支援制度は、受講する費用が無料に近いため、人気があります。

ハローワークで受講しようが、民間の学校で受講しようが、内容やカリキュラムは全く同じなのですが、ハローワークの求職者支援制度での受講は、通学です。少なくとも６００時間の通学が必要となります。しかし、民間では、９割以上が通信講座で行っています。通信では、通う時間数が４５時間＋αで、通学より時間数が少なくてすみます。受講料が安いハローワークは魅力的で一部の方にはおすすめするのですが、実情は通信講座で受ける方がいいかなと思います。そうなると、できるだけ費用が安い、しかも人気で口コミランキングが高い講座がいいですよね。ベストウェイケアアカデミーの介護福祉士実務者研修では、なるべく早い段階での受講をオススメしています。2026年1月に受験される方は、下記のようなスケジュールで進めることになります。

＜無資格者受験パターン＞
2026年1月受験←2025年9初旬までに申込(願書提出締切まで)

また、有資格者（ヘルパー2級など）は短縮修了が可能なので下記のようになります。

＜有資格者受験パターン＞
2026年1月受験←2025年9月初旬までに申込(願書提出締切まで)

そうすると、少し余裕が出てきますので、「先でいいや」と思ってしまうわけです。しかし、これはあくまでも最短ルートであり、途中でスクーリングを欠席してしまった、添削課題がうまく進まなかった、となると、受験が危ぶまれます。2026年3月31日までに修了しておかなければならないので、個別補講などで費用がかかってしまいます。（実際、いました。）また、ベストウェイケアアカデミーでは、介護福祉士実務者研修と介護福祉士受験対策講座を同時にお申込み頂きますと、介護福祉士受験対策講座の受講料が３０％OFFとなります。4か月前に申込をされた場合、その分スタートが遅れてしまいますので、不利になる可能性もあります。いち早く受講をされることをオススメします。

その時期まで待てばいい、のではなく、今すぐ資料請求してみましょう！

下記には、ベストウェイケアアカデミーでの受験資格の条件、実務者研修のカリキュラム内容・流れ・修了日程など詳しく記載していますのでご覧下さい。
⇒詳細を見る

今後どんな流れで最終的に介護福祉士を目指せばよいのか、詳しく解説しています。
⇒ムービーを見る

高知県土佐市の介護事情について、現状や課題、取り組みを中心にまとめます。

高知県土佐市の概要と高齢化状況
高知県土佐市は、県の中央部に位置し、美しい自然環境に恵まれた地域です。しかし、人口減少とともに少子高齢化が急速に進んでおり、全国平均を上回る高齢化率が問題となっています。高知県全体の高齢化率は約37%（2023年時点）であり、土佐市も例外ではありません。高齢者が増える一方で、若年層の都市部への流出により、介護サービスの担い手不足が深刻化しています。

介護の現状とサービス提供体制
土佐市では、高齢者の生活を支えるため、以下のような介護サービスが提供されています。

在宅介護サービス
住み慣れた自宅で暮らし続けられるよう、訪問介護や訪問看護、デイサービス（通所介護）などが充実しています。高齢者やその家族の要望に合わせた柔軟な支援が求められています。特に土佐市では、山間部や過疎地域の高齢者に対して「訪問型サービス」の役割が重要です。

施設介護サービス
特別養護老人ホーム（特養）や介護老人保健施設（老健）などの施設が存在しますが、入所希望者が多く、施設の不足が指摘されています。また、要介護度が高い高齢者への対応や、認知症高齢者向けのグループホームも需要が高まっています。

地域包括支援センター
高齢者支援の中核として、土佐市内には地域包括支援センターが配置され、高齢者の健康管理や介護予防、相談支援を行っています。地域包括ケアシステムの推進に向けて、医療・介護・福祉の連携が重視されています。

課題：人材不足と過疎化
土佐市の介護現場では、慢性的な人材不足が課題となっています。都市部への人口流出や若者の地元離れが進む中、介護職員の確保が難しくなっています。特に過疎地域では、介護サービスが十分に行き届かないケースも見受けられます。さらに、働き手の高齢化も進んでおり、介護の担い手をいかに確保するかが喫緊の課題です。

対策と取り組み
介護職員の確保と育成
土佐市では、介護職員の待遇改善や研修の充実を通じて、人材の確保に力を入れています。また、地域住民によるボランティア活動の推進や、地元高校生への介護職への理解促進にも取り組んでいます。

地域包括ケアシステムの強化
医療・介護・福祉が一体となった地域包括ケアシステムの構築が進んでいます。地域内で連携を深め、高齢者が安心して生活できる環境づくりが目指されています。

ICTや福祉機器の導入
人材不足を補うため、ICT（情報通信技術）や介護ロボットなどの導入も一部で始まっています。介護記録のデジタル化や遠隔見守りサービスを活用することで、効率的な支援が実現しつつあります。

今後の展望
土佐市では、今後さらに高齢者人口の増加が予想されており、地域全体で高齢者を支える体制づくりが求められています。特に、家族介護者への支援、認知症高齢者への対応強化が重要です。また、地域資源を活かしながら、高齢者自身が地域活動に参加し、生きがいを持って暮らせる「共生社会」の実現が期待されています。

まとめ
高知県土佐市の介護事情は、少子高齢化と過疎化、人材不足という課題に直面しています。しかし、地域包括ケアシステムの構築やICTの活用、地域住民の協力を通じて、高齢者が安心して暮らせる社会を目指した取り組みが進められています。今後は、行政、医療機関、介護事業者、地域住民が一体となり、持続可能な介護体制の構築が不可欠です。